スタッフインタビュー続き

Q. 利用者様と関わるうえで心がけていることはありますか?

A. まずは対話を大切にすることです。
訪問看護を利用される方は、病院での治療を終え、症状が落ち着いた方が
多くいらっしゃいます。
次の目標は「訪問看護からの卒業」そして「社会復帰」です。

関わっていく中で、個人差はありますが皆さん確実に変化が見られ、
早い方では数カ月で卒業されることもあります。
そして「もう大丈夫です!」と笑顔で言っていただける瞬間は、
言葉にできないほどの感動があります。


Q. 利用者様との関わりで印象に残っていることはありますか?

A. 現在担当している20代女性の利用者様とのエピソードです。
その方は人と関わることが苦手で、外出もできない状態でした。
初めてご自宅に伺ったとき、リラックマやちいかわのぬいぐるみを見かけ、
「好きなんですか?」と聞いたところ、笑顔で「可愛いものが好き!」と
答えてくださったんです。
そこからアニメや趣味の話で盛り上がり、少しずつ心を開いてくれるようになりました。

半年ほど経った頃、「もっと生活しやすくなる制度や相談員さんがいるんですよ」と
ご紹介したところ、相談員や訪問ヘルパーのサービスを受け入れてくださるように。
今では自宅で就労継続支援を受け、働きながら生活できるまでになっています。

自分が関わることで利用者様が前向きになり、適切な福祉サービスに
つなげられたことは、まさに在宅看護師としてのやりがいだと感じています。

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